2018年09月10日

フジコ・ヘミングの時間

ご無沙汰しております。
久しぶりの更新となってしまいました。

久しぶりのブログは先週観た映画のお話をしましょうか。


「フジコ・ヘミングの時間」

最近好きな音楽はクラシックです。
十代より今まで、ひたすら喧しい音楽を聴いて参りましたがここに来てクラシック、とりわけピアノの音色に惹かれています。
(全くロックを聴かなくなってしまったので自分でも困惑していますが。)

そんな中で出会ったのがフジコ・ヘミングさんのピアノでした。
以前我が国で爆発的に流行った時期には、私は前述の喧しい音楽に浸っていたので存在も知らなかったのです。
もっとも知っていたとしても当時の私では聴かなかったでしょう。

そんな訳でクラシックは全くの門外漢である私ですが、彼女の弾くピアノは「何か違う」と感じましたね。
異端の香りとでもいいましょうか。

違和感を承知で表現しますと、ブルーズを感じるクラシックピアノ…歌っているかのような独特のタイム感での演奏スタイルはクラシックとしては泥臭いのかも…故に魂を揺さぶられる感覚がありました。

自然と涙腺が緩みました。

「これは凄い!」と衝動的に彼女のバイオグラフィ、ディスコグラフィを調べている過程でドキュメンタリー映画「フジコ・ヘミングの時間」を知った次第です。
今更ですが、それでも出会えてよかったです。


「魂のピアニスト」などと称される彼女ですが、オフで見せる彼女の姿は動物を愛するとてもチャーミングな女性でした。
いつの時代も彼女の心の拠り所であった猫たちに囲まれる彼女の穏やかな表情はとても微笑ましいものです。

しかしことピアノに関しては一切の妥協なく、ストイックに、そして真摯に向き合っておりました。
ピアノを始めた幼少期からの習慣を未だに続けているのです。
年齢を全く感じさせない気迫を感じました。


私は作家に対して芸術家という言葉を滅多に使わないのですが、彼女は芸術家という言葉が相応しいですね。


芸術とは単なる技術の継承ではないと思います。



今年の年末近くには彼女のコンサートを観に行くこととなりました。
衝動的にチケットを取ってしまいましたあせあせ(飛び散る汗)

フジコ・ヘミングの時間_edited-1.jpg
※パンフレットです



そんな訳でフジコ・ヘミング初心者の私にはピッタリの素晴らしい映画でした。
もう一回観に行こうかなw


株式会社オズアート


posted by Ryosuke Okabe at 17:16| Comment(0) | 映画
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: